葬儀知識「1日葬

本日は近年行われている葬儀形態「1日葬」について説明致します。

先ず近年の葬儀とは通夜式・葬儀並びに告別式と2日間に渡り、儀式を執り行う習慣が根付いていました。

この通夜にあたる1日を執り行なわずに葬儀並びに告別式、又はお別れ会を執り行う形式が「1日葬」です。

 

では通夜とはどんな意味・慣習で執り行うのか説明致します。

通夜とは古くからご逝去した故人と遺族・親族などの親しい人たちで偲び敬う最後の夜としての習慣がありました。近年では会社関係やご近所・自治会などの参列者がこの前記の通夜に弔問するようになり、近親者で送る通夜から儀式的な通夜に変化し、故人を偲ぶ為に足を運んでいただいた一般の方々に対して、故人の供養と参列者へのお礼も込めて通夜振る舞いとして料理を用意する地域が関東圏では多いです。

 

(上記の通夜の説明は様々な慣習があり一概には言えませんが、代表的な例として説明致しました。)

ここで本題に戻ります。この儀式的な通夜を行わずに葬儀・告別式を執り行う事を「1日葬」と呼びます。

一般の参列者がいなく近親者のみで執り行うので「1日葬」となるケースが増えております。経済的な状況よりも親戚付き合いもなく近所付き合いも希薄になっている状況が生み出している儀式の形だと推測いたします。

葬儀とは故人を偲び敬うところから始まり、儀式を通して決別し残された人たちが、心の整理をする場でもあると考えます。

「1日葬」の賛否ではなく前記「決別」に主題を置き考えて2日間執り行うのか1日で儀式を簡略するのかよく考慮して判断することをお勧め致します。

 

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